四季と探偵

四季と探偵

こんにちは

調査員のTです。

秋を満喫する間もなく冬が来てしまった様な寒さですね。

ときに!探偵は四季に敏感なのです。

張り込みや尾行と言った仕事内容が故に、猛暑や梅雨は体への負担が大きいのです。
春とか秋は外に居ても爽やかなので、気持ちが少し楽になりますね。雪が降ってきたらどうなのでしょう?まだ未体験なので何とも云えませんが、先輩達が言うには寒くて辛いそうです。
寒くて辛いのか……そういわれると一度は体験したいと思ってしまうのは若い証拠ですかね?えっ?台風の日は何しているかって?勿論遊びに出掛けたくなりますとも。

体は大人。頭脳は子供。少しは高校生名探偵を見習わないといけませんね。

最近受け持った案件は、とても厳しい調査になりました。

探偵として仕事を行う際、不自然でない事が求められます。

例えば……自宅付近にきゃりーさんや、ガガさまと同じ衣装を着た男性が自宅方向を見つめて立っていたら、きっと1時間もしないうちに職務質問が始まります。ええ、私でも数分で通報するでしょう。

極端な例でしたが、つまりはそう云う事です。町に溶け込み、その場所に居ておかしくない、自然である事が調査をする上で大切なのです。

各云う私は、探偵になって一ヶ月で2回職務質問を受けました。何も疚しい事はしていないのに緊張してしまうのは何故でしょうね?やっぱり小心者です。

近隣住民への配慮も今後の課題ですね。

この案件では被調査人(調査対象、マルヒ、本人、等と呼ばれています)の家が、商店街に繋がる住宅街中央に所在するのです。

つまり、何処にいても不自然なのです。

張り込みを行う際、その場に居るだけで不自然という場所が多々ありますが、今回は本当にやり難かった。

そして何より、寒い!

本当に寒い!

外で動かず、立っているだけがこんなに辛いとは思っていませんでした。

雪が降ったら私はどうなってしまうのでしょう?もういっそのこと、雪だるまになって張り込みしましょう!バレない自信が有ります。迷彩率が高いこと間違いないですね!!

あっ!でも、出てきても尾行は出来ませんよね。後ろから雪だるまが追いかけてくるなんて軽いホラーですよ。寒さも防げてないですし、別の案を考えます。

名探偵への道はまだまだ長いです。